とにかくだ。
マイボウズを始めたといっても、それを長年希望していたとか、夢に向かって努力をしていたとかいうワケではなくて、独立志望とか予定はまったく無かったんすよ。ていうか、人生や仕事について特に深く考えてなかったし、「こうなりたい!」とか「あの人みたいになりたい!」とかも全然無かった。そんなもんだろ?
で、勤めてたアメ車屋を喧嘩して辞めた時(そこまでは結構耐えたよ)は、「またアメ車屋にでも勤めればいいや」くらいでいたんすよ。なんでアメ車屋かというと、知り合った女に「仕事なに?」って聞かれて「アメ車屋のメカ」とか答えるとカッコいいくらいの感じが重要で。当時は空前のアメ車ブームだったし、ヒップホップとかローライダー、マッスルカー、そして悪なイメージとかが気に入っていた。当時から古いものは大好きだったし、自分に合ってるような気がしてた。そしてそこにいる人々もアンポンタンやクズばっかである意味とても面白くてエキサイティングだった。もちろん整備的に車を覚えたい!詳しくなりたい!という気は有ったよ。
ところが雇ってもらうのを当てにしてたアメ車屋に断られ、さらにそこの社長に「自分でやっちゃえば?」みたいなことを言われて「それもいいかな」みたいな。ギャグで言ったのかもしれなかったし、本気で雇いたくないからそういう話をしたのかもだが。
熱い気持ちでマイボウズをスタートさせたと思ってた人はすいません。
ていうか、ゴキブリがいたんで今日は帰る。
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