今のとこに移転する前のガレージすね。移転が決まって掃除してる時に撮った写真。
縦５．５ｍ、横３．８ｍのレンタルガレージ借りて「勝手」に店ということにして、5年ちょっとココでやった。廻りの皆さんに散々メイワクをかけながら。駐車場を借りる代わりに乗ってた古いカローラ２（姉からもらった）を入れてたんで、最初の頃は預かり仕事は出来なかった。ていうか、仕事なんて無かったから。
トイレなし（ていうか水道無し）、電話なし、電気は１００Ｖで１０Ａ（ブレーカーがよく落ちた）。家賃は￥３８０００。駐車場が￥１８０００くらいが相場だったから、＋２万でガレージ借りた感じ。夏は風も抜けない灼熱で、冬は隙間だらけで極寒、屋根も低くてバスをジャッキアップするのに気をつかうくらい。それはもう有り得ない環境だったんだが、とにかく金が無かったんで。
スタート前に勤めてたアメ車屋は過酷労働＆理不尽の固まりだったんだが、給料が９～１１万円（月によって違った）というギャングなとこで、貯金なんか出来るワケなくて家畜みたいな生活だったんですよ。さらに一人暮らしで、当時は１００均とか無くて、生活がホント辛かった。切り詰めるのは食費しかないから主食が食パンでおかずも食パンみたいな感じ。もうホントお金なくて、人が「金ないんだよね～」とか言ってるのがムカついた。部屋だけではなくてガソリン代出なくてド真夏に車のクーラーもオフのままで。クーラー有るのに付けれないとかアウトだよな。でも自分で選んだワケだよ。それを。車覚えたかったから。若かったし。
独立したらもっと家畜みたいな状況でしたね。お金無い・仕事無い・売る物無いで。
とにかくだ。若いうちにそれを味わえてよかったよ。ド貧乏でド底辺でクズみたいなのを。結局それが一番生きたし、怖いもんも失うものも何もなかったから。
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