もうこの話を知らない人もいると思いますが、震災の有った2011年に店を一時的に閉めて、夢を叶える為に三か月のアメリカ行きを決めた時にパティナを得たんですが、エンジンレスだったんすよ。いくらでもエンジンが手に入るアメリカだったんですが、いざ載せようとなると選択肢が有り過ぎ＆予算もあるんで選ぶのが難しかった。時間も限られていたし。
で、その時に友人のクリスがメキシコ純正のＮＥＷエンジン（メキビーのではなく、ソリッドリフタータイプ）を用意してくれたんです。その時にすでに供給終了になってたんだが、わざわざ残ってるのを探して得てくれた。前に国内でも流通してて、自社でも数機使って実績も有ったんで、それで行くことにしたんです。材質がキャストだったり、色々と弱かったりしたけど、とりあえず普通に問題なく皆さん使ってます（現在も）。すでに１０万キロ超えた人もいるし。
ところが私はハズレを引いてしまいました。結局３０００ｋｍ位走って終了。ちょうど帰国だったんでバラシて原因を得ました。
まぁ、難しいね。お客さんのに使う時はばらして組みなおしてから載せたりもしたけど、ホントにハズレとしか言えない。
で、翌年の2012年に次の夢を叶えてきました。自分で拘って一から組んだエンジンでアメリカを走るという夢で、日本で準備してエンジン部品を持ってたんです。よくあんなこと出来たなー。