2023-06-21
円安とは


去年の3月には115円位までで来ていたドルが、4月から一気に円安が進んで10月には1ドルが150円になりました。それは我々のような輸入業者には大変な問題で、そこにウクライナ絡みからの輸送費の高騰が重なり、それまでの緩いブレとは違う流れが一気に来ました。更なる円安が進むみたいなこと言ってるえらい人もいて、でも年明けには130円位まで戻したので一安心していました。が、今は完全にまた円安モードに戻っています。

どうしてもドルにばかり目が行きますが、下がることがなく上がったのをキープしているユーロも、イギリスポンドも結構凄いことになっています。1ユーロ155円もビックリですが、1ポンド181円ってなんだよ?って感じです。2020年の5月には131円だったんで、50円変わったってことです。イギリスからの送料も最悪な状況で、前のように気軽にエアで飛ばすのが厳しくなりました。

サプライヤーごとに時間差が有っても、現地価格も全て上がっている状況で、更に今後も上がるだろうし、一度上がったものは下がらないのは過去の例をみれば想像がつきます。逆に一気に50円位円高になるくらいのパンチのある動きが有れば違うとは思いますが、10~20円動いたとこであんま変わんない感じですよ。

全ての業種で言えることなんでしょうが、色々と転換期ですね。売る側も買う側も色々と変えていかないといけないんだと思います。特に口に出して言わないんだろうけど、今までのようなお客様第一主義という世の中の商売の流れは色を薄めていきそうです。そう感じる機会も増えているし。

それが良いのか悪いのかは立場によって違うんでしょうが、我慢することは増えていくんだと思っています。

さて、どうしますかねー

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