もう趣味みたいなもんなんですが、純正USEDパーツをマーケットに戻す為の作業です。商売として考えると手間が全く合わなくて、そのまま売っちゃった方がいいんですが、コレは楽しいことなんでOKです。
テールライトのハウジングは昔からブラジル製などの社外リプロが有って、事故やバケロクを作る時に大活躍したと思いますが、それが傷んだり腐ってたりしているんで純正USEDを再生します。リプロは形状もイマイチだし。
ベースのUSED品は過去の渡米時に大量に得ていますが、現地では流れ作業だけどざっと選んで持ってきたのにも関わらず、実際に作業に入る前の最終確認で1/3はそのまま何もせずにイベント用パーツとして群馬行きになります。何らかの理由によって手間をかけて再生することを諦めたということです。まぁ、USED品なんていうのはそういうもんです。
まず塗装を剥がしますが、時に何層にもなっているんで結構手強い時もあります。逆にオリジナルペイントオンリーの方がレアです。
そしてキレーに塗られていても、剥がすと結構こんな感じの錆が有ることが多いです。
コレも塗装を剥いだ状態ですが、酷いですね。剥がすまでわかりません。
そしてこの時点で厚めのパテが出てくる場合もあります。その時はもうそのまま売ることすら出来ないんで、残念ながら廃棄になります。
ブラストします。錆を取る為には一回で終わることはなく、薬品に漬けてブラストしてを繰り返します。メディアは粗目なのを使います。最終的にプライマーを塗って写真を撮ってから売りに回しています。
コレだけ手間をかけても1個2万円とかになるワケではないんで、やっぱコストが合わないんですが、好きなんですよ。タマにしかやらないし。
先日の愛知出張時のスタッフへのお土産です。スガキヤって自分が子供の頃は足立区にも有って大好きでしたよ。クソ安かったのを覚えています。