相変わらずアポなしで来る人がいて、その時の状況によってはイライラするんですが、今日アポなしで部品を買いに来たオーナーはビートルを買ったばかりという若者だったので優しく相手をしてあげました。今は若者を応援しないといけないモードなので。
ちょっとエンジンリッドを開けて見てみると、久しぶりに見るコレが。
燃料ポンプのピン抜けです。ウチがまだ作業していた頃に頻発していて、コレが原因でエンジン不動になって運ばれてきたのが数台ありました。
とっても昔のBROSOL製のスクリュー式リプロは良かったんですが、その後のポンプは今のと見た目が同じカシめタイプで、レバーがプラで摩耗したり、軸のピンが抜けちゃう問題が頻発していました。
その後、なんとなくピン部にカシめが入ったりもしましたが、今はクリップ固定になりました。レバーももちろん鉄製です。燃料ポンプはノーブランドのチャイナリプロポンプが海外マーケットではオンパレード状態ですが、少しでも実績の有るのを選びたいので扱いません。わざわざリスクを増やす必要は無いです。
このBROSOLポンプもカシメっぽいのが入っていますが、後から誰かがポンチとかでやったっぽいですね。上手く出来てない。
あとコレも久々に見ました。ブラケット～バンパー間にリテーナーが無い。
まぁ、まずは走る曲がる止まるの部分を専門店で見てもらい、そこからですね。
1年後にこの若者はワーゲンに対してどんな意見を持っているんでしょうかね。